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長福寺 (美作市) : ミニ英和和英辞書
長福寺 (美作市)[ちょうふくじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
: [ふく]
 【名詞】 1. good fortune 
: [てら]
 【名詞】 1. temple 
: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 
: [さく]
  1. (n,n-suf) a work 2. a harvest 
: [し]
  1. (n-suf) city 

長福寺 (美作市) : ウィキペディア日本語版
長福寺 (美作市)[ちょうふくじ]

長福寺(ちょうふくじ)は岡山県美作市にある真言宗御室派の寺院。山号は真木山。本尊は十一面観音。詳名は真木山 般若院 長福寺と号する。三重塔は国の重要文化財に指定されており、岡山県下最古の木造建築である。
==沿革==
寺伝によれば、天平宝字元年(757年)に鑑真孝謙天皇の勅命により開いたという。『東作誌』のような近世の地誌にも同様の伝承を載せるが、どこまで史実を反映したものかは定かでなく、その後中世までの沿革も明確でない。なお、寺は現在の真木山麓ではなく、山上にあった。
その後は衰退していたが、鎌倉時代弘安8年(1285年)円源が天台宗の寺院として再興した。再興後、僧坊は65坊を数え最盛期となった。天台宗と真言宗に宗派が頻繁に入れ替わったが、南北朝時代明徳年間(1390年 - 1393年)に完全に真言宗の寺院となった。
江戸時代初期には40坊、中期に25坊、明治維新の際には4か寺となった。明治9年(1876年)2月の火災により奥の院を残し焼亡し、1か寺のみとなった。これが現在の長福寺である。江戸時代後期の文政年間(1818年 - 1829年)頃になると女人禁制も解かれ女性も登山できるようになった。
昭和3年(1928年)長福寺は山上から現在の地に移転した。山上に残されていた三重塔、真木山鎮守堂(山王権現堂)、金比羅大権現なども昭和26年(1951年に現在地に解体移築された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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